走り書き

日記とか。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「紙ヒコーキ」下書き・2

55のお題No.30「紙ヒコーキ」
(お題配布元→文章書きさんに55のお題




寝転んだベッドの上、視界を占領するのはくすんだ白い天井と、まだ点ける必要もない蛍光灯。
楽しい想像も甘い空想も苦い苦悩も浮かんでこない。
ただ白い、白い空間。
ぼんやりと眺めて、また溜息をついた。


吐く息さえも、この部屋を満たしはしないけれど。


『ピピッ』


短い電子音が、オートロックの解除を知らせる。
自室のパスナンバーを知るのは当然本人のみに決まっているが、この宿舎は大抵の場合二人部屋で、俺にも例外なくルームメイトがいた。


『ピー――』


スポンサーサイト

「紙ヒコーキ」下書き・1

55のお題No.30「紙ヒコーキ」
(お題配布元→文章書きさんに55のお題




あの日の空を飛んだ、紙飛行機。


試験代わりの小論文が、添削されて返ってきた。
評価はA+。
少しの安堵と誇らしさ。
そっけない顔の下に、両方丸めて押し込んだ。
俺は涼しい顔して首席を取る、いけ好かない奴らしいから。
少し離れた斜め前の席で、苛立たしげに、けれど几帳面に、論文の束にクリップを止め直す背中が見えた。
あいつはたぶんA-。
今日は係わり合いにならないでおくのが賢明だ。


終業のチャイム。
席を立つ。
窓の外に見た青い空。
小論文はA+。
たぶん理想通りの、俺という人。


空は青いけど、俺は宿舎に帰って、ひとりで、昨日と同じ今日というプログラムを、ただこなす。


今日の課題をまず終わらせ。
読みかけの本を一章分だけ読み進めて。
壊れていた目覚まし時計を修理して。
部品が一つ余っているのに気づいて溜息ついて。
らしくないなと自分を笑い。
少し疲れてベッドに沈む。


少し疲れて。


「……何を、やっているんだろうな」
折りたたんで隠しておいたそのセリフを、俺はとうとう、口にしてしまった。







なんとなく書きたくなって。
(あ、仕事もちゃんとしましたよー)
これ主人公がヤツなので、表記が「紙ヒコーキ」って難しいな。
言わんだろ、ヒコーキって。
絶対きっちりはっきり「う」を発音しそうだもん。そんなイメージ。
飛行機をどうやってヒコーキに持ってくか、全然考えてませんがどうしよう。(聞くなや)

 | HOME | 

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。